趣味で作成している一次創作、二次創作の公開をしています。TRPGなどへの考察やゲーム、文庫の紹介などもちらほら。
|
|
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(11/11)
(10/21)
(10/20)
(06/28)
(05/15)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
JOKER
性別:
男性
職業:
学生
趣味:
TRPG全般 読書
ブログ内検索
最古記事
カウンター
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 今回はアルシャードガイアについて少し。 種族:人間 加護: 対象 / タイミング / 効果 ■能力値■ HP:20
戦闘移動: 12m =防御= 斬 刺 殴 炎 氷 雷 光 闇 価格 常備化 メモ ■技能■ ■アイテム■ ■ライフスタイル・住宅など■ ■常備化ポイント■ ■その他■ PR 「どうも、皆さん。今から、この語り部たる私がお話しする物語は、とある男の勇者との邂逅の物語。冒険はすでに廃れた世界の冒険活劇にございます。男の名は、ウィード・バウアー。かつて魔王を殺した偽勇者にして、勇者になりたいと足掻き続ける、無様な英雄にございます。勇者の名は天祢 遥。勇者である事を知らずに生きた、唯人の、未来の英雄にございます。さて、今より始まる第一話は、彼らにとっては運命の転換期。勇者の存在と勇者と見間違えられるほどの凄腕が、如何にして出会う事になったのか。それでは、今しばらく御静聴ください」
―――はっ、はっ、はっ。 「君達には無理だ」 とある村、農業なんかを営む、本当に小さな俺の住んでいたヴィーロッシュという村は、魔王の脅威を間近で受ける土地だった。魔王城はすぐ傍に佇み、俺達は戯れに訪れる魔族(それも上位の、生粋のデーモン達だ)に作物を、財産を、人を同じく戯れに奪われるしか出来なかった。村一番の剣士であり神官の呪文にも通じていた俺の父も、魔王城に魔王討伐に出かけたきり帰っては来ない。水面下で魔族を退かせて細々とした生活を営む、ギリギリの毎日だった。 ―――はっ、はっ、はっ。 そう、ちょうど今みたいに走った。途中で幾つもの魔物を切り伏せて。殆どが勇者迎撃に出ていた所為だろうか、幸い上位魔族にはあまり出会わずに済んだ。 ―――はっはっはっ。 少し走ると、霧の様な黒い何かが漂う場所へ出た。俺達は足を止めてそれに触れると、帯電したかのような軽い痺れに遭う。 ―――はっ、はっ、はっ。 魔王ガンディール。魔力の太源とも言われる秘宝、ルーの大角という名の杖を持つ、7mを超える背丈の大魔法使いの成れの果て。その強大な魔力、そして秘宝によって変化した三本の落雷の角による攻撃を得意とし、魔術王とも謳われている。歴代の魔王の中でも頭脳派で、その知略故に、自分達の戦力が大軍であればあるほど倒せないと言われた魔王である。 ―――はっ、はっ、はっ。 「……勇者でもないのに、魔王に挑むのが、犬死なのですか?」 そもそも、何故、人は魔王に勝てないのか。力の差だけでは、勝てないとは言えない。種族の差だけでは、勝てないとは言えない。 俺はそこまで考えると、勇者が取りこぼした剣に眼を向ける。ボロボロの剣だ。伝説の剣は古代の神が封じられていると風の噂で聞いたことがあったが、それ程の時を亘っても、村で見たとき、この剣には一点の曇りも無かったのに。気の遠くなるほどの永い時を過ごしたこの剣にも、気の遠くなるほどに苛烈なこの戦いには耐え切れるものではなかったのか。 剣を見つめながら、そこまでを胡乱気に考えていると背後から物音が聞こえた。皆があわてて振り返ると、魔王がゆっくりと立ち上がろうとしている。魔法使いが咄嗟にメラミを撃ちだすが、黒き気に阻まれてダメージを与えられない。 ―――はっ、はっ、はっ。 剣を持った瞬間、俺は勇者にしか扱えないと言われた理由を思い知った。剣がとたんに不自然な重量を持ち始めたのだ。纏わり着くような重さは、剣だけじゃあない、腕全体にも掛かり、このまま振ってしまえば腕の関節が抜けてしまうのではないかと思えた。単純に、ただ重い。これなら、そこらの銅の剣のほうが遥かに役に立つ事だろう。
―――はっはっはっ、はっ。 思考が現実に戻る。それと共に、過去に眼を奪われていた視界が、開けるように広がった。
「逃した、か」
かつて私の村は五十五年前に現れた、最も新しい魔王ラカンの脅威を受けていた。記憶にも新しい、エルブレヒトの末裔と謳われた空間渡りの魔力を持つラカンは、その特異な魔力から決して倒せぬと言われた魔王であった。事実、彼は雷系の呪文であるディン系呪文の速度でもなければ追いつけぬ移動力を誇り、勇者の降臨が各地で望まれていた。そんなラカンが辺境の私の村へ脅威を向けたのには理由がある。
「もっとも、勇者なんかじゃなかったけれど」
「ユキちゃーん、何とかならないんですか? 人、人、人、人人人! 人の海だか山だか、もう! 何の祭りですか、これは!?」
「Ladys and gentlemen! これより、我らメリーベルサーカスの公演を始めます!」
少し二時創作でドラクエを書いてみようかと思う。
すぐ飽きてやらなくなるかもしれないけど。
そういえば、前回載せたクラスがメインだけだったのを思い出し、急遽追加。ドラグーンやテイマーはルールを持っていないため未確認。
・サムライ 普通に強い組み合わせ。《レイジ》は殆どの[武器攻撃]系クラスに有効だし、命中を補助する必要の無いガンスリンガーはマイナーアクションで命中力上昇スキルを使用する機会は少ないから、マイナーアクション使用による状態異常系とも相性はいい。ただし、ダメージとの両立は難しいか。(さすがに贅沢言い過ぎだろうが) 自動取得の《トルネードブラスト》は射程10mがあるおかげでかなり相性がいい。サムライは投擲用ナイフを持ってマイナーで構えてメジャーで撃つというのが最も《トルネードブラスト》をうまく扱える方法だと思うが、ガンスリンガーはその作業が要らない。《ブリンク》や《ハイジャンプ》と組み合わせれば、戦闘の主導権をかなり握れると思われる。 ・モンク 噛み合うスキルが少ないが、一つ一つが強力。もっとも、ガンスリンガーに限らず言える事ではあるが。とりあえず、《スタンアタック》はその中でも特にガンスリンガーにとって優秀なスキルと思われる。《エナジーフロウ》は簡易《ブルズアイ》言ってもいいし(ただし、コストはかなり高い)、《ソウルバスター》《インデュア》は前衛クラスにとって、特に強力。 自動取得の《インテンション》は《レイジ》との相性がいいスキル。上級クラスなら《デスペラード》《カリキュレイト》《ファストセット》《ブラッドヒート》《レイジ》《エクシードショット》《ブルズアイ》で極大ダメージが狙える。《エクシードショット》は《バッシュ》に変えて安定性を狙ってもいいだろう。 ・サモナー 微妙。《サモン・アラクネ》はあるだけで便利かもしれないが、使用頻度の割りに消費が高すぎる。《ガーディアン》は強力なので、これを取得できればいいかもしれない。あと、例の《スペルブレット》に優位な裁定をしてくれるのであれば、《マジックサークル》は多少強力。 自動取得の《ファミリア》はかなり強力なパッシブ。自動取得だから放っておいても勝手に強くなるので、パーティに非難が上がらなければこれを取得するだけと言うのもありかも。 ・レンジャー ガンスリンガーに噛み合うスキルの多い、非常に有益なクラス。というよりも、ガンスリンガーが《クローズショット》が要らない性能だからこそ強いというべきか。(《クローズショット》はパッシブでも良かったんじゃあないかと思うが、まあそれは《ファストセット》で何とかしてもらおう) 目に付くのは[射撃攻撃]版《ブランディッシュ》の《アローシャワー》に同じく[射撃攻撃]限定《ツインスラッシュ》の《ダブルショット》。シーフ一本伸ばしの人には《ホークアイ》は便利だし、《ロングレンジショット》は弱点の射程を補ってくれる。《ディスアピア》は《サプライザル》使いには必須といってもいいだろう。基本的にシーフ、サムライと相性が良い。また、《ラストリゾート》と組み合わせると強力パッシブの《イーグルアイ》が乗るので便利。 自動取得の《ブルズアイ》は[射撃攻撃]版《ボルテクスアタック》。これでマイナーに《ラストリゾート》を入れずに済むのでありがたいし、《ラストリゾート》と併せて爆弾を二つ持てる事になる。 ・バード サモナーと同じく微妙。《ファイトソング》は使えるのでそれを取得して終わりか。《ジョイフル・ジョイフル》はガンスリンガーの攻撃力があるならばそれほど要らないだろう。《スノレディ》を併用して《スペルブレット》の安定化は狙えるかも知れない。 自動取得の《ディスコード》は支援で役に立つので、サモナーと同じくこれを取得するだけでもいいかもしれない。 ・アルケミスト 殆ど噛み合わない組み合わせ。と言っても、ポーション使いの旅のお供にキャリバーを持つなら割と有用か。アルケミストは単体で完成しているクラスなので、アルケミストはアルケミスト、ガンスリンガーはガンスリンガーのクラスできっちり分けたほうがいいだろう。イメージ的に《ウェポンフォージ》は面白いかと。 自動取得《ファーマシー》は生憎とあまり使えない。活用するならやはり、ポーション使いとして育てるべきか。 ・セージ 面白いスキルがメジャーやマイナーをとらずに多数あるので、ガンスリンガーと同じく汎用性が高いクラス。ガンスリンガーとも重ならず、メインクラスの有力候補であるシーフとも相性が良いので役に立つ。《スペルブレット》に優位な裁定なら更に重なるスキルが多い。(そろそろ、《スペルブレット》《スペルブレット》と五月蝿いか) 自動取得の《エンサイクロペディア》はかなり便利スキル。ただ、卓によっては要らないし、ガンスリンガーはあまり【知力】を鍛えないかもしれない。 ・ニンジャ 普通に有益なクラス。シーフと相性が良いせいか、同じくガンスリンガーとの相性はいい。隠密攻撃重視型やクリティカル重視型のどちらにも対応できるので、シーフ、ウォーリアの二大クラスに併せられ、なおかつ[白兵攻撃]専用スキルが少ない。《シークレットアーツ》はガンスリンガーの命中力を更に活かせるだろう。 自動取得の《バーストブレイク》は[HPダメージ]なので役に立つ。 ・ダンサー 《クイックステップ》でスキル性能が強化されるため、有益なクラス。また、シーフで回避特化型をやる場合はかなり有効と思われるし、《アヴォイドダンス》は《カリキュレイト》との相性もいい。ただ、強力な《エアリアルレイブ》が使用できないのが残念。 自動取得の《ダンシングヒーロー》は擬似フェイトスキルなので普通にガンスリンガーとの相性はいい。 ・ヴァイキング 強力な《スキップジャック》が乗るので有益なクラス。これは上級クラス並みの性能を持つスキルなので、ヴァイキングになるなら取得するべきだろう。他にも《インヴァートアタック》など、有益なスキルは多く、優秀。 自動取得の《セルフプライド》は《スキップジャック》と同じく《ダブルショット》をかなり強化してくれるので、隠密系でなければこちらを鍛えてみるのはいかがか。 ・ヒーラー かなり無意味。《ポイズンアップル》で優位な裁定の《スペルブレット》を強化するくらいしかやる事が無い。 自動取得の《ハーバルロア》もポーション使い以外には役に立たないため、ヒーラーを活かすならアルケミストでポーション使いになるくらいだろう。 ・シャーマン 面白いクラス。ダメージこそ上がらないが、状態異常系はガンスリンガーと相性が良いし、《ラスティ》《ダラード》は居るだけで嫌な上にメジャーを消費しない。《スタンブル》は《カリキュレイト》と併せればかなり嫌なスキルだろう。 自動取得の《ディビレテイト》は《ダンシングヒーロー》と同じくかなり卑怯なスキル。《ブレットレイブ》との相性が抜群なので、積極的に使いたい。 ・グラディエーター [白兵攻撃]特化型のクラスなので、[武器攻撃]系としてはガンスリンガーとの相性は悪い。《デュエルファイト》は有効かもしれないが、《クイックドロウ》のほうが正直有効。《パシスタンス》は《レイジ》との相性がいいだろう。《ビーストロアー》などの戦略スキルは《カリキュレイト》との相性がいいので有効に活用したい。 《サヴァイブ》は防御を強化するクラスには有効かもしれないしが、防具のほうで十分なので同じクラスのスキル《アップリフト》で十分だろう。 こんな所か。 あと調べている途中でガンスリンガーと《ラッシュ》は噛み合わない事に気付いたので、前回の日記を修正しておきます。
今回は、前回検証を行ったスキル、スペルブレットを持つクラス、ガンスリンガーを検証してみる。ついでに、僕にあまりなじみの無い上級クラスの検証も行ってみることにする。
注意:この考え方はあくまで俺がGMの際に考える裁定であり、公式のものではないです。また、コンベションなどにも参加した事が無いため、周囲との考えとは異なる可能性があります。よって、この考察の結果を鵜呑みにしないようにしてください。やるときは事前に周りと相談する事を推奨。 ガンスリンガーはサムライに匹敵、もしくは上回る性能を秘めるクラスだ。共に成長する専用武器を持つ為に主動で鍛えようとするとそれなりにスキル枠を取るわけだが、その武器の恩恵が余るほどなのである。 ただ、これは単純に育てた場合の話。20レベル以上は周りの武器も軒並み強化され、スキル枠分で攻撃力が追いつかれる事もある。サムライの場合はカタナの追加やアイテムによる救済があるが、単純にデータが変わっていく魔導銃はなかなかそうはいかない。(僕がルールを全て持っているわけではないので未確認ですが) よって、他所のサイトでも行っていたが15レベル辺りが全盛期であると思われる。 だが、それでもガンスリンガーは決して弱くは無い、上位に食い込む性能を持っている。それはやはり単純に武器性能だけではないからだ。 では、ガンスリンガーで有用と思われるスキルをあげていってみる。 ・キャリバー 自動取得の武器スキル。真価を発揮するのはガンパードと組み合わせてからだが、十分強い。 ・ガンパード 自動取得であるキャリバーを強化できるスキル。ガンスリンガーの定番。 ・キャリバーマスタリー 前線に立つなら必ず欲しいスキル。4レベル以降では無ければまともに当たらない事も。キャリバーは命中修正掛かりませんが、欲しい。 ・ブレットレイブ ガンスリンガーの優秀さの証明の一つ。回避ダイスは上位ネームドも二個が多い。 ・エクシードショット ロマン兵器。上級クラスでもそう無い、極大ダメージスキル。 ・ラストリゾート 少し複雑なスキル。単純に使うと痛い目を見るが、《ボルテクスアタック》、上級クラスのスキルを生かすために是非。 ・ワンコインショット 対象の防御力を減らして計算するスキル。ダメージロール直前なのでメジャー、マイナーアクションを食わない。 ・インターセプト [射撃攻撃]限定の上級クラスのスキル、《ディフェンスライン》。コストの割りに理不尽。 ・カリキュレイト 《コンバットセンス》の完全上位。コストが少々高いが、強力。 他にもセットアップでダメージの上がるスナイピング、魔法ダメージを与える《マジックブレット》など強力なスキルが多々ある。全体的にメジャーを食わないスキルが多く、やけに強力なパッシブが二つ、他クラスの上位スキルが二つ、状況によっては上級並みの性能を持つスキルが2つと、スキル自体の性能も高い。 恐らく、1レベルからのクラスでこれほどの強力なクラスはメイジ、サムライ、シャーマン位ではないだろうか。 次に、有効なクラス組を考えてみる。 ・ウォーリア かなりのダメージが期待できる、超攻撃型。ガンスリンガーというクラス上、メジャーを消費しないゆえ《バッシュ》との相性がやたら良く、《バーサーク》もかなりの効果を期待できる。《ブレッドレイブ》と一緒に《パリィ》をとって、命中を補いながら超回避というのも低レベルの間だが面白い。 上位クラスはほぼウォーロードの一択か。ナイトは主力となる《ラッシュ》が使えず、《パワーアーム》も共存できないので盾が装備できないから、強力な盾が装備できない。(盾は両手を阻害しない盾もあるから十分考える余地はある) ウォーロードならメジャーに引き続き《バッシュ》を使え、なおかつ強化されるし、マイナーが空くので《ラストリゾート》を使いながら《フルスィング》を撃ち、そこに《ボルテクスアタック》がのる。また、長所の命中力が更に強化される。弱点は《ディフェンスライン》が使用できないところと《オンスロート》が使用できないところ。《フルスィング》を切れば《ブレイクダウン》や《デスターゲット》、《ブラッドヒート》と噛み合うので、そちらもお勧め。 ・アコライト パッシブスキルが多いガンスリンガーはMP消費の多いアコライトとも噛み合う。低レベルならガンパードのレベルを上げればそれで良いし、低レベルでなら準攻撃役もメジャーを一度二度なら補助にまわしても良いだろう。 上位クラスはパラディンがお勧め。[武器攻撃]系のほぼ全てのスキルが噛み合う。《ホーリーウェポン》も自分にセットアップで掛けられるし、ウォーリアの防具を装備でき、なおかつ超広範囲攻撃《ネメシス》と《エクシードショット》に匹敵する《パニッシャー》が扱える。反面、プリーストとの相性はかなり微妙。 ・メイジ 微妙。はっきり言って、メイジで生かすスキルはかなり見当たらない。《スペルブレット》を[魔術]と認めてくれるGMがいるなら《マジックブラスト》、《マジックフォージ》、各種強化パッシブに《エキスパート》系もあり面白いが、結局普通に育てたほうが強い。 上級ならソーサラー一択。単純に《スペルブレット》を強化できるクラスがそれしかないからだが、上記の通りに《スペルブレット》に優位な裁定をしてくれるGMさんがいるならなかなか面白いクラスに変わる。《ランニングセット》と《ストームソーサリィ》で、毎度毎度超広範囲にダメージを与えられるし、パッシブで攻撃力が上がり、3Dで避ける対象のダイスも1Dにしてしまえる。ただ、《ダブルキャスト》が使えない。 まあ、それでも普通にメイジを育てたほうが強いと思われる。ただ、ダメージ的には要所要所で化けるだろう。 ・シーフ かなり有望株。ダメージはそれほどでもないが《インベナム》による毒攻撃は地味に痛いし、《サプライザル》の隠密攻撃は射撃武器に相性がいい。《バタフライダンス》はあるだけで役に立つし、《フェイント》は命中力の高さに拍車を掛ける。シーフはダメージが低くなりがちだが、ガンスリンガーの強力なパッシブはそれを補ってくれる。レベルが必要なスキルも多くないので、《ガンパード》にスキルレベルがとられても、安心して探索スキルを取得できる。 上級スキルはスカウトが定番。エクスプローラーも面白いクラスだが、主力スキルが3つも封印されるのは痛い。スカウトはパッシブで[射撃攻撃]が強化されるほか、あらゆる射撃を強化、隠密行動の強化、《インベナム》の強化と必要なスキルがそろっている上、ダンジョン探索スキルもある程度そろっている。特に《インベナム》はダメージがかなり強化される。《バッドステータス無効》な敵でもない限り、かなりのダメージアップが見込める。 これらと検証して分かった事がある。それは、ガンスリンガーというクラスが[武器攻撃]系クラスのどこに入れても、わりと邪魔にならないという事だ。ウォーリアは《ラストリゾート》で《ボルテクスアタック》の恩恵を受けられるし、パッシブが強いから他のクラスの持ち味がそのまま活かせる。アコライトは接近したまま攻撃に入れるので、補助魔法や《プロテクション》を遠くから撃つ必要も無い。メイジは[武器攻撃]系でもなく、いろいろ難があるが、GMの裁定次第では面白いクラスになるだろう。(これはある意味反則かと思うが) そして、シーフはそもそも[射撃攻撃]向きのクラスである。(まあ、そもそも純粋に[射撃攻撃]のみ、[白兵攻撃]のみというクラスは少ないゲームであるが) つまり、メインクラスは冒険の役割をそのまま抜き出したようなキャラ性能を持っているが、ガンスリンガーの利便性はその境界を越えてしまえる可能性を持っているのである。 結論:ガンスリンガーの最大の長所はその使いやすさにこそあるのではないか。強力なパッシブ、キャリバーの至近攻撃可能な射撃武器という性能、魔法ダメージから命中力までもカバーするスキル群。そして、戦略的行動を可能にする《カリキュレイト》に強力な回避スキル《インターセプト》。最大の弱点である《リフレクション》も《ラストリゾート》の前には無効化されてしまうのだ。 |
|