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趣味で作成している一次創作、二次創作の公開をしています。TRPGなどへの考察やゲーム、文庫の紹介などもちらほら。
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 とりあえずほっとき続けるのもどうかと思うし、すでに何人かが行っているかと思われる考察でお茶を濁してみる。
 今回のお題はアリアンロッドのいまいち使いづらいスキル、《スペルブレット》について。

 注意:この考え方はあくまで俺がGMの際に考える裁定であり、公式のものではないです。また、コンベションなどにも参加した事が無いため、周囲との考えとは異なる可能性があります。よって、この考察の結果を鵜呑みにしないようにしてください。やるときは事前に周りと相談する事を推奨。

 まず、《スペルブレット》がどういうスキルなのかと言うと、
1.[射撃攻撃]を行う
2.効果は判定以外は指定したメイジのスキルに準拠
3.あくまで魔導銃を使用している
4.1シナリオ3回まで使用でき、指定したスキルはプリプレイ時に変更する
5.[魔術]ではない
の5点がある。

 ここから言える方向性としては、
1.攻撃の場合、メイジのスキルを射撃攻撃で行えるが、逆に[魔術]と指定されているスキルは効果がない。ただ、そのおかげで[武器攻撃]の範疇に入り、さらに《カウンターマジック》の効果を受けない
2.サポートの場合、プリプレイ時に各種ウェポン系、《フライト》、《マジックロック》、《マジックキャンドル》、《センスマジック》を変更できる
の2点。

 後者は今回予告で必要なスキルを把握できるプレイヤーには便利だ。強力なスキル《フライト》と《~ウェポン》、卓によってはあると便利なスキル《センスマジック》と《マジックロック》が1レベル枠で変更できるため、気にならないどころか攻撃力にサムライ以上にスキル枠を食ってしまう砲台メイジのいる環境では有用なスキルとすら言える。もっとも、《マジックブラスト》の恩恵を得られないのであくまでサポート役の穴を埋める程度に考えるべきだろう。

 問題は前者だ。周囲に比べて攻撃力が乏しく、1レベルで《ファイアボルト》を指定してもダメージ期待値は10.5。あまりスキル枠を攻撃に傾けていないレベルのキャラ並みである。
 ちなみに同レベルの攻撃重視のキャラクターが出せるダメージは、両手剣が11(ツヴァイハンダー)+1D6(バッシュ)+2D6=11+3D6に《スマッシュ》などのダメージを追加したもの(大体のダメージは26.5くらいだろう)。長剣が8(バスタードソード)+1D6(バッシュ)+2D6=8+3D6に《スマッシュ》などで+5ほどダメージを追加して期待値は大体24.5ほど。これに《ボルテクスアタック》、フェイトが加わるため最終的なダメージは35、33程度にまであがるだろう。
 大して、こちらのダメージは魔法ダメージである事を考え、なおかつ弱点を突いたとして、物理防御が10の相手であるとしても10.5+10(防御力差分)=20.5だ。これにフェイトを2点使用しても防御力差分込みで27.5程度が限界だろう。だが、[武器攻撃]であるため、これには実は《バーサーク》が乗る。取り合えず2レベル取得し攻撃力を+4すると差分無しで最大ダメージは+21.5、差分込みで31.5程度まで上げることが出来る。
 ちなみに普通にウォーリアでガンスリンガーを《ガンパード》を習得した場合のフェイト2点使用の最大ダメージは7+2D6(バッシュ)+2D6(フェイト)+2D6=7+6D6の期待値28。《スペルブレット》でメジャーアクションが使用できなくなる分と敵の属性に左右される、物理防御力と魔法防御力の差が大きい必要があるなど安定性に欠けるが、瞬間的で限定的にだが《スペルブレット》の方が強い。(ちなみに《ファイアウェポン》乗せればいいだけということは考えてはいけない)

 だが、《スペルブレット》がダメージで活躍できるのはもっと後、3~6レベル帯からかもしれない。強力なスキル、《レイジ》が乗るからだ。
 キャリバーと同じく片手武器であるフィランギをもったウォーリア/サムライの《バッシュ5》《ソードマスタリー》《インヴィジブルアタック》《スマッシュ》《バーサーク4》《レイジ1》とウォーリア/レンジャーの《スペルブレット5》《バーサーク5》《ブレットレイブ》《キャリバーマスタリー》《レイジ1》のダメージ差は9(フィランギ)+8(バーサーク)+5D6(バッシュ)+6D6(ボルテクスアタック)+現在ダメージ(レイジ)+2D6=17+13D6+現在ダメージと7D6(スペルブレット)+10(バーサーク)+6D6(ブルズアイ)+現在ダメージ(レイジ)=10+13D6+現在ダメージで、その差は7だ。
 このレベル帯ならダメージ差7があってもそれなりに活躍できるだろうし、なによりキャリバーは《トルネードブラスト》が使いやすい。さすがに、このレベルは長剣も魔法ダメージにしてくるだろうが、20m射程に攻撃できるし、安定性に欠けるが少し違ったキャラ付けが出来るので面白い選択かもしれない。(レイジ使っても至近なら《ブレットレイブ》が自動で乗るし)
 少なくともこのレベルで同じ片手の射撃武器であるアームボウを使用するよりもましであろうし、《ブレットレイブ》が自動で乗るので《スマッシュ》や《インヴィジブルアタック》でMPを取られ、武器による修正も受ける先程のウォーリアよりも命中率とMPでは安定している。
 もっとも、ダメージは《バーサーク》込みで9+10+2D6=19+2D6の期待値26.5、ウォーリアのダメージが《バッシュ》《インヴィジブルアタック》込みで9+5D6+2D6=9+7D6の期待値33.5で相変わらずダメージ差は7あり、これ以上のダメージも見込めないので通常攻撃でこれは厳しいかもしれない。(ちなみにウォーリアは《《スマッシュ》》も使用できるが、あくまで《ブレットレイブ》が必要な敵に対しての攻撃であるため《インヴィジブルアタック》を使用している)
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