趣味で作成している一次創作、二次創作の公開をしています。TRPGなどへの考察やゲーム、文庫の紹介などもちらほら。
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前回紹介した考察ではダメージ面での活躍度合いを考えた。結論としては普通に成長を遂げた6レベル長剣使い(レイジ持ち)との最大のダメージ差を7までに上げることが出来たが、やはりダメージ的には乏しいものだと判明した。だが、多少戦力に出来る「趣味の領域」である事も分かった。
できれば上級クラスでも考察してみたいが、如何せん現状ですらこのレベルなのでダメージの跳ね上がる上級クラスでは無理があるだろう。(試してみたが、他の射撃武器と比較して有用なスキルがソーサラーのアンプリフィケイションとコンデンス。基本と上級以外のルールやサプリはFQとDD、トラベルガイドだけだが、それでも多分これだけだろう。恐らく、特別な血統を用いてスカウトになっても普通に育てた方が強い) 今回は《スペルブレット》の極低レベルでの有用なスタイル、状態異常特化型を考えてみる。 《スペルブレット》はあくまで[武器攻撃]。《レイジ》も乗るが《インベナム》も乗るのである。1レベルなら《インベナム》+《スペルブレット:ウォータースピアorアースブレット》を速攻で当てる事で1度の攻撃で二つの状態異常を加えることが出来る。 更に2レベルでサムライに転職すれば状態異常の幅は広がる。《パワーブレイク》、《プレッシャー》、《ナーヴブレイク》や《ウォーターウェポン》を指定していないなら《フェイタルブロウ》を取得するのもいい。モンクの《スタンアタック》も有用なスキルだ。実際、転倒と重圧か転倒とマヒを与える事が出来れば、ほぼ何も出来ずに敵は倒されてしまうかもしれない。卓によっては《スペルブレット》ではないが《フォールダウン》も有効だろう。(転倒を組み合わせればほぼ逃げる事が出来ない) これらのスキルはマイナーを消費しない《ブレットレイブ》とも相性が良く、サムライのスキル《コンバットセンス》やガンスリンガーのスキル《カリキュレイト》との相性も抜群である。仮に《ナーヴブレイク3》《スペルブレット:ウォータースピア》でも当てられたら、そいつはほぼ避ける事は不可能だ。(もっとも、回避のダイスを減らすなどはかなりの制限を持つ地域クラスであるがシャーマンの方が優秀。シャーマンと組み合わせて《アニスゼティク》などを組み込めば状態異常に関してはNO.1の能力を持つだろう。殆どのPLとGMはこんな低レベルの環境で一度に3つの状態異常など食らった事は無いはずだ) ただ、このキャラには重大な欠点がある。状態異常はそもそもダメージが通らない限り、対象に与える事が出来ない。(雷鳴の弓や呪歌のような例外もあるが) その為、ダメージを切り捨てた構成をした場合はまともに役に立たない。上級クラスのスカウトにはスピリットブレイクもあるので、正直なところ中~高レベルの環境には役に立たないだろう。(中~高レベルのボスとなりやすいネームドはほとんどの場合《バットステータス無効》を持つし) ここから少し前回への追記。《バーサーク》以外の補助、または攻撃力を強化するスキルも調べてみたところ、通常の[魔術]と比較できるスキルを見つけた。また、[魔術]とは違った持ち味を発揮できるスキルも発見。 1.[武器攻撃]のダメージを強化する《ホーリーウェポン》は乗る 2.《ウェポンフォージ》、《エナジーフロウ》は武器の攻撃力の強化なので乗らない 3.《ロングレンジショット》が乗る 4.《フェイス:ブリガンティア》は乗らず、逆に《フェイス:アーケンラーヴ》が乗る 5.[判定:魔術]のスキルでも《スペルブレット》自体は[判定:命中判定]で[魔術]ではないため《エンハンススペル》《マジックサークル》《マジックオペレーション》などは乗らない 6.上とは少し違う記述になっているが同じく《エフィシエント》も乗らない 7.[物理ダメージ]でないため《トリックステップ》、《アイアンクラッド》などに影響されない 8.ガンスリンガー全般だが《ラストリゾート》と併用すれば《ボルテクスアタック》が乗る 注目したいのが1、3、4だ。 1、4の効果によって、《マジックブラスト》で前線のキャラと一度に恩恵を受ける事が可能である事が分かる。上で書いた状態異常特化型には《フェイス:アーケンラーヴ》は相性が良いし、《ホーリーウェポン》は足りない攻撃力を補ってくれるため、まったくダメージが与えられないと言う事は中レベルまでは少なくなるだろう。 そして、3はかなり面白い使い方であると思う。そもそも、通常の魔導銃の射程よりも長くなっている《スペルブレット》だが、通常の魔法よりも遥か遠くの目標に叩き込める。長距離射程は弓と銃の独壇場ではあるが、ネタとして1レベルは持っていても良いかもしれない。 また、7に書かれている通り《アイアンクラッド》を無効化できるため、また「状況的に」と言う話になるが低レベルでの相対的なダメージアップも見込めるだろう。 個人的には[魔術]でないという制限があるのだから1シナリオ3回までの制限は取り払ってもいいと思う。[魔術]であると確かに《エフィシエント》や《エキスパート》などの強力なスキルが乗るし、何より《マジックブラスト》が利く。《マークスマン》《ウィンドセイバー》などを合わせると攻撃力が偉い事になるので、《ガンパード》と併せるとガンスリンガーと言うクラスが強力すぎてしまうだろう。(恐らく、これ一つで一つのクラスを作っても良いくらいに) しかし、[魔術]でないと言う制限があるおかげでただでさえ使い辛いのに、その使い辛いスキルを温存する必要が出てくるのである。特別な弾丸を使用する演出の意図があるならば、もっと強力でも良いとも思うし、魔法の弾丸なら同じガンスリンガーの《マジックブレット》の方が手軽で強い。(無属性ダメージというのが拍車をかけている) 出来ればどちらかの制限を無くす方が良かったかもしれない。せっかくメイジのスキルのコストも払うのだし、回数の制限が無ければネタとしてもっと受け入れられる性能はあると思うのだが……。 結論:やはり攻撃力の低さが露呈した。メインで使うなら1~3レベルでは状態異常優先、5~6レベルではダメージを優先したキャラ構成をする必要があるだろう。ダメージの発展があまり見込めず[物理ダメージ]しか与えられず範囲に攻撃を行ってしまうグレネード使いよりは良いかもしれない。しっかり活用しようと言うなら割り切って1レベルだけ取得するのがお勧め。このスキルを面白いと思うGMさん、回数制限を無くしてあげるのは如何でしょう? PR この記事にコメントする
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